沿革 福知山医師会20年の歩み
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福知山医師会20年の歩み
平成9年から29年
「京都府医師会70年史」に掲載されました内容です
(福知山医師会 会長 井土 昇)
福知山は、福知山出て長田野越えて、駒を速めて亀山へ、どっこいせ!どっこいせ!で始まる福知山音頭、明智光秀築城の福知山城、古くは、大江山 生野の道の遠ければ・・・と歌われた古来よりの交通の要所であり、奥丹波の商業中心地として栄えた町であります。
福知山医師会は、西暦1900年に天田郡医師会として発足し、2000年(平成12年)には100周年の節目を迎える事が出来ました。100周年記念式典には、谷垣禎一衆議院議員、荒巻禎一京都府知事を始め、京都府医師会会長、京都府保険医協会理事長、近隣医師会の諸先生方の多数のご列席を戴き、開催させていただきました。
その後、2001年(平成13年)3月から第16代目の会長として松山均(まつやまひとし)先生が2005年(平成17年)3月まで4年間お務めになりました。 第17代会長は尾嘉興(たかおよしおき)先生です。 2005年(平成17年)3月から2015年(平成27年)6月まで10年3ヶ月間会長をお務めになりました。平成25年4月一般社団法人福知山医師会の設立にご尽力なさいました。
第18代会長は井土昇(いづちのぼる)です。
2015年(平成27年)6月より現在まで会長を務めております。
さて福知山医師会は、福知山市、旧大江町、旧夜久野町、旧三和町の1市3町の医師96名で構成され、15の常任委員会と1つの特別委員会があります。
主な医師会活動として、まず、看護高等専修学校の運営があります。毎年27名前後の卒業生を送り出しております。近年補助金の減額や中途退学のため、その運営は必ずしも容易ではありませんが、8割以上の生徒が進学し、正看護師として福知山や近畿北部で勤務してくれるようになりました。
健康づくり対策委員会は、今年で31回目となる(喘息児)サマーキャンプや健康教室を実施しています。
健康スポーツ委員会では、23年間少年野球選手の関節機能検査を行ってきており、他に福知山マラソンをはじめとする各種スポーツ行事への医師派遣も行っています。
がん検診委員会では、乳がん検診にいち早くマンモグラフィーを導入し、精度管理にも力を入れて活動しています。胃がん検診としてのバリウム検査にも早くから疑問を投じ、ABC 検査を導入すべく行政との折衝を行っています。
福利厚生委員会では春の府医懇親ゴルフ大会、医師会懇親ゴルフ大会等、委員会メンバーががんばっています。
生涯教育・学術委員会は、年6回の福知山・綾部合同の学術講演会を中心として、福知山市民病院・京都ルネス病院合同症例検討会や医師会症例検討会、など活発に事業が行われています。
学校医・学校保健委員会では、福知山市主催の学校保健大会の後援を始め、学校医研修会への参加、学校医の推薦など児童生徒の学校保健、学校安全管理に積極的に取り組んでいます。
産業保健委員会では、認定産業医の育成を地道に行っており、今年で21年目となる中丹地域産業保健センター事業において中小企業への訪問指導に力を入れています。
休日急患診療所には、日祝日のみならず、年末年始にも福知山医師会会員の先生に回り持ちで出務していただいており、内科系の急患に対応しています。外科系の急患には、市民病院、京都ルネス病院が輪番制で対応してくれています。また、休日夜間の急患には全科の先生が交代で在宅診療に当たってもらっています。
災害時医療活動委員会では緊急連絡網の整備や災害対策本部立ち上げマニュアル作成等、災害時医療体制の構築についてのディスカッションが盛んに行われています。また、毎年9月の救急週間には、「みんなで守ろう福知山の救急」と題して、救急医療に対する市民啓蒙を行っています。
最後に在宅医療介護保険委員会の事業として、福知山市介護認定審査会の全班にそれぞれ2名の医師が委員として出務し、医学的見地から介護認定審査に協力しています。また、業種横断介護研究会を開催し、多職種協働での介護のあり方について検討しています。
他の郡部市町村と同様、福知山医師会においても会員の高齢化が進みつつあるものの、2世、3世といった後継者の帰郷も徐々に進んできている昨今であります。
平成29年3月には看護高等専修学校及び医師会館の移転を行い、新たな環境で心機一転、地域医療の充実、発展に努めて参ります。
旧福知山医師会館
新福知山医師会館
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